韓国旅行 2017 Part2 6日目

6日目もプール。

朝ご飯は、前回子供達がよく食べていたトーストを購入。

ハムチーズとハッシュポテトとステーキハムの3種類。

ステーキハムが一番値段が高く中身も豪華だけど、やっぱりシンプルなハムチーズが一番美味しい。

ご飯のあとはプールへ。今日行くのはオリニ(子供)大公園。遊園地や植物園等もある昔からの施設らしく、価格も比較的リーズナブルだけど、持ち込みは禁止。

中に入るとテントが設置されていて、好きなところにシートを敷いて陣取る。

更衣室にはカゴが山のように積んであり、そこに服を入れて着替えるらしいのは昨日と一緒。

ラッシュガード大国の韓国に知らない内にすっかり慣れていたらしく、水着のままの人を見ると自然と目が行くおじさんなような私。

着替えてシートに戻るとちょうど休憩時間だったため、昊は水鉄砲の調整中、眞輝はシートの横に陸揚げされてつまらなそうにしていた。

5分程するとサイレンがなり、プールサイドで待ち構えていたちびっこ達が一斉に飛び込んで行く。

輝きを取り戻した眞輝も遅れて、

「おんま(お母さん)!かじゃ(行こう)!」

と叫びながら飛び込む。

聞こえなかったことに出来ないのを分かってなのか、こういう時ばかり、ちゃっかり韓国語。

仕方がないので、眞輝に続いてプールの中へ。水深は昨日より浅めで、水温は低め。45分遊んで15分休憩のスタイルは昨日と同じで、45分たっぷり遊ぶとまたサイレンがなり、皆一斉にプールからあがっていく。

13時近くなのでお昼を食べようと売店へ行くと、人でごった返していた。

日本なら綺麗に一列に並ぶところだが、韓国は前に出てって注文したもん勝ち。

私の一番苦手とする分野だ。

それでも何とか頼もうとするが、押しの強さでは到底敵わない。

運の良いことにお店のおばちゃんが子供達に、「ぼく達は何が欲しいの〜?」と声をかけてくれたので、何とか注文に成功し、ほっと一安心。

頼んだのは子供達の選んだコルパプと言うもの。韓国語のコーラ(コルラ)の上にご飯(パプ)となるプチフライドチキンの入ったカップが乗っているので、

コルラパプ=コルパプ

らしい。上のチキンを食べながら下のコーラを飲む、子供には楽しい組み合わせ。

食べながらシートに戻ると、一緒来てくれたM姉さんがカップラーメンを買ってきてくれていた。どこに行ってもメニューにカップラーメンがあるのもまた、韓国らしさ。

いつもは器によそい、冷ましながら食べる子供達だけど、今日は韓国式に蓋で作った器に初挑戦。これがなかなか楽しいようで、見ているこっちも嬉しくなる。

食後はすべり台に挑戦。これが結構急なので、ビビりな私は行く気ゼロ。子供達を見送って、巻き込まれる前にその場を立ち去る。

シートに戻ると二人は既に飛び込んだ後のようで、こちらに向かって来ていた。ジェットコースター大好き昊は笑顔、ビビり眞輝は半泣きで戻ってくると思っていたのに、どういう訳か昊は浮かない顔、眞輝はまぁまぁ楽しそうに戻ってきた。

なぜだろう。。

そしてこちらに到着すると、「もうすべり台はやらない」と昊。

理由を聞いても答えないので、何かあったのか眞輝に聞くと、

「怖かったんだよ、きっと。眞輝も怖かったもん。」

と自信満々に答える。

自分がそうだから他人もそうだと信じて疑わない眞輝。私が以前「公園で遊ぶよりは家にいる方が好き」だと言った時、そんなやついるのか!?くらい驚かれたことがあった。

結局時間をかけて昊から聞き出した結果、すべり台を滑る前に韓国語で言われる注意事項が理解出来ないことが嫌だったようだ。

なんとも昊らしい理由で、ちょっと微笑ましい。なんだそんな事かと、それさえ分かれば昊がキラキラ楽しめるのかと思った私は、つい考えなしに言ってしまう。

「じゃあ、お母さんが一度一緒に行って、何て言ってるか聞いてあげるよ!」

「本当!?」と嬉しそうな昊に嬉しくなった私。2人してご機嫌ですべり台に向かい、待ちがいなかったのであっという間にすべり台へ行き、注意事項を訳してあげる。

「脚はクロスして」

「手は頭の後で組んで」

「横になって滑って」

昊が聞く。

「それだけ?」

私が「そう、それだけ。」と言うと、昊が見せたほっとした顔。その顔を見て安心した私は、そこでやっとさぁ滑ろうと正面を向いて気づく。

無理。。

そうだった。私は高い所が苦手だった。こんな高い急な滑り台なんて無理。

さっきまでの息子を思う母はどこへやら。全力でその場から逃げようとする。

私「もう分かったからいいよね、お母さん滑らなくていいよね?」

昊「え〜、やだ。一緒に滑ろう」

私「だってお母さん高いとこダメなんだもん。」

昊「大丈夫だよ。そらが一緒に滑るから」

もはや、どちらが親なのか分からない。

私「いやだ、怖い!滑りたくない!」

昊「お母さん、大丈夫だから」

後ろには他の子も待っているし、一緒に滑るって昊と約束したし、いつまでもここでグダグダしてる訳にはいかない。どこまでも真面目な私は意を決して滑る。

目を瞑ればあっという間だと思ったのに、50音全部言えちゃうくらい長く感じる。

バッシャーン!!

終わった。。

そこからの私は一気に寛容になる。滑り台さえやらなくて済むなら、全てが幸せに感じる。

楽しく遊んで、あっという間に帰宅時間。

更衣室に行くと、真っ裸でシャンプーをする人がいっぱいの光景に驚く。あとで聞いたところによると、綺麗に洗って出るのは普通の事らしい。

とはいえ、やっぱり私は日本人。誰も気にも止めないだろうが、端の方でコソコソと着替え、そそくさと立ち去る。

帰りは涼しげな飲み物を買ってやり、ご機嫌で帰宅...のはずが、駅に着くと交通カードが無いと言い出す昊。どうやら更衣室に忘れたらしい。

仕方がないので、いそいで帰らなければならないM姉さんに改札を既に通ってしまった眞輝を頼み、昊と2人でカードを取りに戻り、遅れて帰宅。

M姉さんに眞輝はちゃんと言うことを聞いたか聞くと、眞輝はすごいねと。文具玩具市場に行きたいと幾度となくアピール。車内アナウンスで文具玩具市場のある駅名、東大門の名前が聞こえると、

「イモ(おばちゃん)、文具玩具市場(ムングワングシジャン)。イモ、文具玩具市場」

と駅名が表示されている電光掲示板を指差してアピール。

これに対抗しようと姉さんも「明日お母さんと行きなさい」と言いたかったらしいが、日本語では「お母さんと行って」と言うのが限界だったと。「明日」という単語が出て来なかったと。

どうりで、帰るやいなや文具玩具市場に行こうとしつこい訳だ。何とか明日行くことで納得させたけど、最低限の言葉で自分の言いたいことをしっかりアピール出来ている眞輝、やっぱりすごいわ。

この日の夕食はお寿司屋さん。

酢飯が甘く、やたらと脂っぽい魚もあったけど、お寿司気分は楽しめた...が、

夕食の魚のせいか疲れのせいかは不明だが、夜中に昊が気持ち悪くなったらしい。目を覚ますと2段ベッドのハシゴの上で座って固まっている昊。

話しかけても返事もなく、嫌な予感がして電気を付けると...

ハシゴの上から下に向かって吐いたらしく、ハシゴ周辺の靴、サンダル3足、運動靴2足は全滅。何故か離れた所の机の下に入り込んでいた眞輝の靴だけが無事だった。物までちゃっかりしている眞輝。

取り急ぎサンダルを洗い、マーライオンのような形のまま固まっている昊に口をすすぎに行くように促し、黙々と片していく。一段落する頃には、昊はぐっすり夢の中。吐くだけ吐いたらすっきりしたみたいで何より。

明日には元気になってますように。